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15.平成16年第4回二宮町議会定例会 報告
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平成16年第4回二宮町議会定例会において質問した内容を掲載いたします。 今回は、独居老人対策についての質問を行いました。質問全体の主旨としては「一人暮らしの不安を解消し、安心して暮らせるようシルバー緊急通報システム事業等の充実を求める。」「 シルバー緊急通報システム事業拡充の為、同予算を消防費から実際の運用部署の民生費に移行できないか。」ということです。 以下は、議場の発言そのままを文章にしたものです。なお、この文章についてはテープを聴いて反訳しておりますので、実際の意味の漢字と違う漢字で表現している部分もありますので、ご了承下さい。
○議長【田辺耕作君】 杉崎議員。 〔15番(杉崎俊雄君)登壇〕 ○15番【杉崎俊雄君】 それでは、通告に従いまして、独居老人対策についての一般質問を行います。 ひとり暮らし老人約500名の方の思いを込めて質問いたします。私は、9月の決算審査特別委員会で委員のやりとりからこの問題が心に残っており、今議会で一般質問することをそのときに決めていました。このやりとりは後ほど触れさせていただきます。 まさにグッドタイミングと言いましょうか、まるで私の一般質問を古澤町長が事前に知っていたかのように、11月1日より26日まで、延べ13日間にわたり65歳以上のひとり暮らし老人、431名の方のお宅を訪問されました。まことにご苦労さまでございました。このことに関しましては、心より敬服申し上げ、感謝申し上げます。直接、ひとり暮らしの方々とお会いして生の声をいろいろお聞きになられたことと思います。中には、「町長、私はまだ老人じゃないよ」などと言う元気な方もいらしたことでしょう。また、今回の訪問で大勢のお年寄りが、どれほど喜ばれ、大いに励ましになったということは容易に想像できます。町長はさきの川上議員のときにも触れていましたが、もう少し訪問されたときのご実感、ご感想などがあれば、お話しいただければ幸いでございます。 さて、12月を向かえ、私も初めての議員生活の半分である2年を過ぎたところでございます。これまで大過なく議員活動を過ごせたのも、議員諸先輩方の温かいご指導と執行者側のご協力あっての賜物と感謝申し上げる次第でございます。今、私が感謝申し上げまし「大過なく過ごす」というフレーズが今回の質問のポイントです。 我が国は、私が申し上げるまでもなく、急速な高齢化を迎え、年金問題や介護保険、そして老人医療費の問題など、かつてない試練を迎えています。二宮町においても、65歳以上、いわゆる高齢化率は20.2%、ひとり暮らし老人世帯は平成12年の国勢調査で681世帯、老人夫婦世帯は1,113世帯と、少子高齢化が町の重要課題になっていると考えます。その方々も私同様に大過なく、安全、安心に毎日を暮らしたいと願っているのは当然のことと、強く思います。 さきに作成されました二宮総合長期プランの中でも、暮らしの安全・安心プランとして、町民の知恵と勇気、優しい心で子育て、介護、防災、防犯などを支え合い、だれもが、安全で、安心して暮らせるまちづくりとうたい、平成16年度の町長施政方針でも同様のことが掲げられています。 そこで、今、私が一番憂えているのは独居老人への行政側の対応施策です。一応、その対策として、町では、シルバー緊急通報システム事業を行っております。このシルバー緊急通報システム事業は、平成3年度より住民福祉にて10人を対象に、二宮ひとり暮らし老人緊急通報として運用が開始され、平成4年度に24時間、年中無休との理由で消防署に移管され、単身居住者で65歳以上、身体上、慢性疾患等により日常生活に注意を要する状態の方、または65歳未満、同居世帯であっても、町長が認めた方を対象に設置されていました。平成10年度まで、この受信機は消防署通信室に配備され、24時間体制で受信、電話回線を使用し、対象者の台所に熱感知器を設置するとともに、発信機を貸与し、ペンダントのボタンを押すことにより、NTTの回線を通じ受信機に入り、緊急時に対処していました。しかし、誤報、相談、うっかり等の緊急外通報が多く、夜間消防署通信室が1名体制のため、その対応に苦慮することが多くあったとのことから、平成11年度より警備会社と委託契約し、対象者が直接、警備会社の管制センターと話をし、その内容によって、火災、救急等の緊急通報はホットラインにて通信指令室に入り対処する方法に変わり、現在に至っているわけであります。 今後も高齢社会が到来するのは確実で、当然、ひとり暮らしのお年寄りも増えるものと予想されます。ひとり暮らしの方は、それぞれの諸事情により、そうしているのであって、何も好き好んでひとり暮らしをしているのではありません。そのように、個人ではどうすることもできない、解決できないことを、それらの方々の不安や心配を少しでも解消し、安心して暮らしていただくよう手助けするのが、行政の本来の仕事、責務ではないでしょうか。 そのような中で、この事業のより一層の充実を願うものですが、現状を見ますと、機器の設置台数が84台、設置希望待機者数8名であり、平成13年度から16年度までの4年間の予算は84台分と同額予算で推移しており、この点だけ見ても、この問題に真剣に取り組んでいる姿が全く見えないのであります。待機者がいなければ同額予算も納得できますが、現に待機されている方がいるのに増額しないとは、私には到底理解できません。ましてや、二宮町高齢者保健福祉計画にも緊急通報システム計画地という項目があり、そこでは、今後の方向として、高齢者の増加に伴い利用者の伸びが予想され、また、利用意向の高いサービスでもあるため、今後も積極的に事業の推進に努めますとあり、利用者数として、平成15年度84、平成16年度87、平成17年度91、平成18年度95、平成19年度99と挙げています。この計画は、平成14年度に見直しをし、平成15年度から平成19年度の5年間を計画期間としていますが、予算を見る限り、この計画は全く生かされておりません。この計画は一体何なのでしょうか。今からでも遅くありません。原点に返っていただき、社会的弱者である、ひとり暮らしのお年寄りが大過なく過ごせますよう、シルバー緊急通報システムの事業の一層の充実を求めるものですが、町の今後の対応、所見をお伺いいたします。 次に、要旨の2点目でございます。この事業の予算は、現在、消防課で持っていますが、実際のマネージメントは、高齢介護課で行っている矛盾についてです。このことは、この事業が平成4年度より消防署に移管された経緯と関係があり、ズルズルと予算だけが消防課に残されてしまったと推測されます。9月の決算特別委員会で、この事業についての質問を田辺、原両委員が消防課へしましたが、詳細なことは答弁できず、民生部にたらい回しされました。病人のたらい回しは聞いたことがあっても、質問のたらい回しは滅多に聞けるものではありません。予算を持っている課が質問に的確に答えられないのはいささかおかしいと思います。 そのときの委員の質問に、「機器の貸与者の選定は高齢福祉係でしている。それに関しては消防本部のほうではわからない。こちらは警備会社からの連絡により出動しているだけ」と消防課では答弁しております。警備会社からの発報により出動するということは、他の町民の方々よりの発報により出動しているのと同じ意識なわけで、つまり、消防署の通常の業務内容の範囲です。ということは、シルバーの予算を消防で持つ意味がないのではありませんか。また、消防署では、10月に火災予防啓発のため、シルバー利用者の全家庭を訪問したそうですが、中には、既に5月に死亡しており、機器はそのままという方もおられたとも聞いております。このことは、民生部が、この事業の重要性を感じていないということでしょうか。そして、消防課では、予算編成時に民生部よりの要望等は一切なく、毎年、消防本部より予算について民生部に問い合わせしている。それから、予算の提示が消防のほうに出てくると私の質問に答えております。このことでも、実際の予算措置は民生部であるというのが、よく理解できます。警防係では、ひとり暮らしの方の実情が的確に把握できないので予算に反映のしようがない。片や、高齢福祉係は、予算を持っていないので、実情に合わせたくても合わせることができないと、ニワトリとタマゴのような、町民の方が聞いたらひっくり返るような話になっております。 先ほども申し上げましたが、その弊害が予算にもあらわれ、平成13年度より16年度まで予算年間同額ということです。これでは待機者を減らすなどということは夢のまた夢、せっかくの予算、サービスを生かし切っていないのであります。機器の設置は予算の関係上、現在は消防署から業者に電話依頼して設置しているそうですが、民生部に予算が移管されても、設置については電話連絡で済み、何ら問題がないと考えます。もちろん、この予算の矛盾にとっくに気づいている方は、町長をはじめ、関係職員の方も当然おられるかと思います。昔からの慣習があるかどうかわかりませんが、往々にして行政は、軌道修正にはネガティブになりがちと言われてます。しかし、その施策を、よりベターにすることには何の躊躇も要りません。決断あるのみです。予算を持っている部署と、運用する部署が違うのでは、この事業が充実していかないのは火を見るより明らかで、一番被害を受けているのは、機器の設置希望をしているひとり暮らしのお年寄りです。機器設置希望者の方には、一日でも早く、一人でも多く設置して、不安や心配を解消し、安心して暮らしていただきたい。そのためには、シルバー緊急通報システム事業の予算を実情に合わせ、消防費から民生費に移行すべきと考えますが、町の所見をお伺いいたします。 以上です。 ○議長【田辺耕作君】 町長。 〔町長(古澤吉郎君)登壇〕 ○町長【古澤吉郎君】 それでは、杉崎議員の質問で、先ほど川上議員のときにもちょっとお話し申し上げましたけれども、もうちょっと感ずることと、こういうことでございます。 「独居老人の対策について」という質問の項目につきましては担当のほうからお答えさせますけれども、実は、今回、回るというのは、私は非常に、前から、町の現状を把握するのには、やはり、フェース・トゥ・フェースというんですか、やはり、現場を見る、これが一番必要なことではないかということです。笑い話になるかもしれませんけれども、ただ、訳がわからないときに回ると選挙運動でもやっているのかなというような言われ方を、実は、そういうこともあったのです。私は、現場を見て判断しなければならない。ですから、今、杉崎議員が言われるように、職員が、今までは、どちらかというと、現場ではなくして、自分たちの仲なので、それで右から左に、同じようなそういうものが出ていくのではないか。それで、先日も議員の皆さんが、大変、税金の使い方に対してご批判も受けております。 その前から、私も、どうなっているのかと。今回のシルバーシステムもそうなのですけれども、私が回ってみると、やはり、みんな、もらえばもらいっ放し、それで使っているのかと言うと、全然意識がないんです。今度、管理するほうは、どちらかというと、戻ってくることが、イタチゴッコか知らないけれども、戻ってこないものですから、結局、足りない、新しい人はいないかなというと、現場のほうは、いつまでたっても、その辺のところです。 ですから、費用対効果というものが、随所に今回、私が前から気にしているものがあるのです。それから、皆さんから、先ほど、川上議員でも、こういうものをつけなさい、こうやりなさいと、皆さんから出るんですけれども、じゃあ、行政はただやって、つけるのだけれども、実際にお金がどの程度使われているのか、これは大きな問題だと思っているんです。それで現場へ行って、ひとり暮らし老人の方々がどういうことをしているのか、差し上げているものはどうなのか。それで、女性は、よく、城所議員なんかは、冷たいとか、いろいろなことを言われるんですけれども、切るとか、切らないよりも、そうすると、単純にお金がないから、すぐに頭で切ってみる。だから、内容を見ないで、そういうような動き方をしているというのは、非常に私は、見ることも必要だったのです。ですから、今回、私は、趣旨というのはそういう趣旨なんです。 それから、時を得たというのは、要するに、皆さん、テレビを観ていた。激しいんです。それから悪徳商法、そういうのが随所にあるんです。私も町で、改めて訪問じゃないんですけれども、ふだんからその辺の人の話を聞いて、そういうものに何とか対応しようと。ですから、私は、町民プラザなんかに行きますと、今までも消費生活相談の方の話を聞いていますと、もう被害を受けた方ばかりなのです。それから、警察のデータは、やはり、だまされた人は、ほとんど、恥ずかしいからあまり言わないんです。私も何回か行っている間に、「3回、泥棒に入られました」というおばあちゃんもいたんです。実際にそうなんです。そういうものを見て行きますと、「詐欺に遭うんでしょう?」というと、「いや、そうなんです。電話が来ました。私もだまされました」というのが結構あるんです。恥ずかしいんです、息子に言うと叱られるとか。そういうようなことがあります。 私も、それで得るものが欲しかったということで、先ほども申したとおり、これからそれをどう行政に反映して、むだなもの、むだではないもの、優先順位という話をよくするのですけれども、どこにと言われれば、かなり、むだというよりも知らずにやっていたことが多いということを肌で感じています。 今、世の中は、一般的には1人二極です。すばらしい高価なものを買っても、一方では100円ショップへ行って買うとか、それぐらいしているわけです。企業でもみんなそうです。杉崎議員さんは企業人ですからわかると思いますが、それぐらいシビアにしていますが、こちらのほうは、買って与えるだけ、これをこれから大いに、町内で、あてがう話ではなくて、議員さんから言われたから出しました、これも、徹底的に私は、費用対効果、行政指導もずっとやっていますので、これが一番大きな課題ではないかと肌で感じました。 できれば、杉崎議員、ただ回っていると選挙用だと言われるから、今ごろ、地域でも回られて、ひとつ、皆さんから、独居老人の人はほんとにしっかりしています。どちらかというと、そうではない問題が非常に多い。ですから、人生というのは、福祉というのは今まであてがうことだったから、職員も、そういう気持ちで、こうやったらいいだろうと思っているのだけれども、そこに、かなりの内容をもうちょっと精査する、これが必要ではないかと私は思います。 そういう意味で、シルバーシステムも、議員さんが言われるように、「欲しい人がいるんだから、どうだ」と言うんだけれども、中身は、そういうこともありますので、その辺のことをご理解していただきたいと思います。 ○議長【田辺耕作君】 民生部長。 ○民生部長【中山善子君】 1点目のひとり暮らしの不安を解消し、緊急システム事業等の充実を求めるということへの回答でございます。シルバー緊急通報システムは、災害弱者に緊急事態が発生した場合に、通報した方に必要な措置を迅速に行うということで日常生活の安全を確保するとともに、日々の生活を営む上での不安解消に役立っていると考えております。 緊急通報システムの設置状況ですが、先ほど議員さんのほうからもございましたけれども、ひとり暮らしで住民税非課税の方のうち、75歳以上で、慢性疾患等によって日常生活に特に注意が必要な方、あるいは、身障者手帳の1級、2級を交付されている方を対象に現在、84台が設置されております。 ご質問のひとり暮らし高齢者の不安解消や安心して暮らせるための事業の充実に関しましては、このシステム以外にも、各地区の民生委員さんやボランティアさんで登録していただいております安心協力員による見守りとか、あるいは、介護保険の認定者に関しましては、ケアマネージャーや訪問介護、訪問看護等のサービスを提供する方によっても見守られている状況がございます。 また、地区の民生委員さんを通して、高齢者の日常生活での課題や健康状態、緊急連絡先、かかりつけ医のお医者さんの情報を収集して、実態の把握と緊急の対応には努めております。今後はさらに、これまでに蓄積したひとり暮らし高齢者の情報に、今回、町長が回らせていただいた、ひとり暮らし高齢者の自宅訪問を行った中で把握した対象者、それからその情報等も加味しまして、地図情報システムに、その状態を入力することで災害等の緊急時に、より機動的に対応できるようにはしていきたいと考えております。 これら、さまざまな事業を展開する中で、シルバー緊急通報システムも含めまして、ひとり暮らし高齢者が安心して暮らせるようなサービスの充実に努めていきたいと考えてございます。 それから、2点目の予算の関係でございます。初めに、先ほど議員さんからもご紹介がございましたが、もう少し詳しく、緊急通報システムの設置、運用までの流れをご説明いたしますと、利用を希望する方は町の高齢介護課のほうに申請書を提出します。これを受けて、在宅介護支援センター職員が申請者のお宅を訪問しまして、心身の状態等を調査させていただき、調査内容が要綱等に照らして妥当であると判断した場合には、決定通知書を発行してシステムを設置することになるわけでございます。 火災報知機を含む緊急通報システムの設置に当たりましては、警備会社と消防職員の方が立ち会って、ドアの位置や本人の血液型等の確認も行い、緊急時の対応に備えております。救急や消火活動を行う消防職員が立ち会うことで、事前にその方の緊急時の侵入経路、道路の情報等、そういうことも確認できます。また、火災報知機もそのときにつけるわけでございますけれども、適正な位置へ設置するなどの指導も行うことができます。 さらに、利用者は救急や消火の専門職員が同行することで、それは大変、安心を与えているということでございます。設置に際しまして、消防職員が同行するのは県下でも珍しいということで、二宮町独自の方法として、現在、有効に機能していると考えております。 実際の運用では、緊急時、利用者がペンダント型発信機のボタンを押すと、緊急信号が電話回線を通じて警備会社に伝えられ、安否確認が行われます。その結果、警備会社で対応できない場合には、消防署に救急車や消防車の出動の要請がなされます。このように、実際に運用部門という面では、消防とのかかわりが非常に強くなっておりまして、その観点から、平成4年度から消防費に移行したという経過がございますので、ご理解いただきたいと思います。 以上です。 ○議長【田辺耕作君】 杉崎議員。 ○15番【杉崎俊雄君】 それでは、何点か質問させていただきます。5点あります。私、なるべく簡単に言いますから、簡単で結構ですので、お答えください。 前に、このシルバーシステムの運用について高齢介護課で話を聞いたときに、この事業は低所得者の人を対象に行っている、金銭的に余裕のある方は自分で設置を促している、設置をしてくださいというような発言をしましたが、私はそのとき、本当に耳を疑って、ひっくり返るようでした。本当にあなた方がこのような姿勢で臨んでいるのかどうか、そんなことをしたらとんでもない思い違いだと私は思うんです。低所得者であろうと、高額所得者であろうと町民である以上、どなたでも公平、平等にサービスを受ける権利があると思うんです。また、行政はそのように執行する義務があると思いますが、その辺はどうでしょうか。 2つ目に、たしか平成14年5月に、高齢者が多くなるということで事業要綱を一部、改正してしまったのです。その要点は、「住民税非課税者であること、75歳以上で身体上、慢性疾患等により日常生活に注意を要する者」ということで、老人が増えてしまって予算がなくなってしまうから借りにくい要綱にしてしまおうというので直してしまったと思いますが、もっと借りやすくするために、昔の65歳以上、私がさっき言ったようなことに戻せないかどうか、検討してくれるかどうかです。 次に3点目です。待機者については、年に一度、在宅介護センター等が訪問調査をして身体状況の確認をするという事業の実施基準があるんですが、現在の実施状況はどういうふうになっていますか、その内容を説明してください。 4点目、町長が先ほど言われたのですが、私もそう思ったのですが、この制度は、借りるほうは借りっ放し、それで、与えるほうは与えっ放し。それでは、何でそうなってしまうのかというと、大変ご苦労さまなんですけれども、今、民生委員の方に今、頼んでいるでしょう。そうではなくて、臨時職員を採用して、ひとり暮らしの老人のお宅を専門に尋ねていただき、悩み、相談、話し相手、こういう状況把握に努めたらいいのではないかと私は提案いたしますが、この点はいかがでしょうか。 最後の5点目でございますが、この機器は、1台、年間約5万3,000円かかっております。そして、約4万円が県支出金が補助されております。町は25%の1万3,000円、この制度は別として、町長が先ほどおっしゃいました、借りっ放しとか、そういうことは別として、別の観点から、ひとり暮らしの老人で、なおかつ元気な方、健常者の方にモニター付インターフォン、あるいは隣近所に聞こえる非常ベル等を病気や火災だけではなく、防犯対策上も補助金等を出して設置を促したらと私は思いますが、その点はいかがでしょうか。以上5点、お伺いいたします。 ○議長【田辺耕作君】 町長。 ○町長【古澤吉郎君】 先ほど、もうちょっと踏み込んで、誤解を招くといけないので申し上げたかったのですが、むだとか、むだじゃないとか、僕、これは、やるべきことなのか、やるのだけれども、それを使った方々から、ある程度、答えなり、どうなのかなということが欲しいなという感じがするんです。ですから、なかなか、職員の方も、どうしても民生のほうは、どんどん膨らんでくるものですから、職員のほうも対応に追われているので、今、民生委員さんとか、そういうところにお願いして頼むよという形になってきています。私が、これがむだだとかどうだというのは、なかなか手が入りませんけれども、姿勢としては、そういうところをして、少しでも有効に税金が使われるような形にしなければいけないというふうに思っております。 訪問の際に私も、民生委員の方がよく言うんですが、女性でないと出てこないというわけで、そういうこともありまして、それほど皆さんは警戒をしている面もあるんです、守っておられるということもあります。確かに、緊急システムが本当に機能しているのかなということも、それから、もっと、本当に欲しいような方とか、種々さまざまなので、もう少し実態を見たいのだけれども、今度はそこにプライバシーであるとか、どこまでわかっていいのかという話を耳にするのですけれども、私にしてみれば、プライバシーは、私の場合には、皆さんの3万人の人間を預かっておりますので、安心で安全なものとして解釈しています。担当とか、民生委員さんは、ある程度の経験があるかもしれないけれども、私は3万人を全部お預かりしておりますので、どんなことがあろうが、やはり、安心で、安全で進んでいかなければならないという使命で今回も回っているというのはそういう意味なので、いろいろな面で、先ほども申し上げたとおり、課題が、今までも出席しておりました、どうして隣近所がうまくいかないのかなと、こういうときにみんなで隣近所、顔を出していただいて仲よくしてくださいよということも言う。 そのときに、独居老人だけではないんです。町の中にいる人、一緒に通る人にも言葉をかけて、そういうふうにして、できるだけまちづくりというよりも、自分たちで、自分の身を安全にするには、近くの人が一番便りになるよという話をしながら、元気づけもあって回ったということでございます。そうしてくると、何でも、こういうものは便利だからとやっていても、なかなか機能が追いつかないと、今度はせっかく出したのに機能していないということになりますと、与えたら機能できるようなシステムをこれからつくってまいりたいと思っています。また、担当のほうにもよく、その辺のところも気をつけさせるようにいたします。 以上です。 ○議長【田辺耕作君】 民生部長。 ○民生部長【中山善子君】 それでは、1点目から5点目までございますが、順番にお答えさせていただきます。 1点目の低所得者に限定しているという理由でございます。二宮町の高齢化率の現状は20%、11月末で21%になりました。約3万強の人口のうち、6,500人が高齢者という状況でございます。こうした中で、逆に、高齢者を支える労働人口は減り続けるという傾向が今後も続いていくわけでございます。こういう理由から、これからの高齢者施策につきましては、高齢者の自立を支援するという観点から、ご自分でできるところはお願いし、自力で困難な部分については行政がサービス提供を行う、そういう方向に行かざるを得ないのかなと考えてございます。 こうした観点から、この緊急通報システムにつきましても、住民税が課税される程度の収入がある方については今後もご自分で設置をお願いしたいと担当のほうでは考えてございます。 この際、町からさまざまな種類の緊急時の通報システム等の情報は、もう提供していかなければいけないですし、他のサービスもあわせて、ひとり暮らしの方の安心、安全の確保はしていきたいと考えております。 2点目の、65歳から75歳に要綱を変えましたけれども、元に戻すのはどうかというご質問でございます。その点につきましては、対象者を住民税の非課税者とさせていただいたのは、先ほど1点目のところで申し上げましたけれども、対象年齢を65歳から75歳に引き上げた点につきましては、次のような理由がございます。 介護保険が始まった平成12年4月と現在の人口を比較いたしますと、全体の人口が減少しているにもかかわらず、高齢者人口は4年半の間に20%増加しておりまして、今現在、先ほど申し上げたように、人口の21%を占めるに至っております。高齢者が急増していることがうかがえるわけでございます。それから、要介護認定を受けている方の割合を見ますと、65歳から74歳までの高齢者、「前期高齢者」と申しますが、前期高齢者は4%程度でございまして、75歳以上の後期高齢者は30%となっておりまして、前期の高齢者はほとんどの方が元気でお暮らしであるということがわかっております。 これから、急増する高齢者に対しまして、限られた財源を有効に活用するためには、問題が多く発生する後期高齢者に資源を集中したほうがよいと考えてございますので、この75歳という対象で今後も行きたいと考えております。 3点目の待機者への訪問でございます。緊急通報システムの設置をお待ちの方につきましては、議員からございましたけれども、在宅介護支援センターの職員がご自宅を訪問して心身の状況の把握に努めております。また、ケアマネージャーや民生委員さんなどからも随時、情報を収集しまして、問題の発生を未然に防ぐ努力を行っております。把握した、それぞれの方の状況から緊急の度合いを判断して、優先度の高い人から順次、システムを設置することにしてございます。 4点目のひとり暮らしの高齢者の訪問員を臨時で対応されてはということでございますけれども、ひとり暮らしの高齢者の見守りや相談等につきましては、先ほど申し上げましたけれども、民生委員さんをはじめ、安心協力員、これは今年度から始めました安心協力員でございますが、その方とか、介護保険を使っている方はケアマネージャーや、サービスの提供職員などによって、さまざまな方々によって支えられているわけでございます。特に課題を抱える高齢者につきましては、在宅介護支援センターの職員が自宅を訪問して相談に乗るとともに、関係機関と連携をとりながら生活を支援してございます。 増加する高齢者の対応としましては、今後、地域型の在宅介護支援センターの拡充を予定してございまして、相談、見守り体制の一層の充実をこれから図っていきたいと考えてございます。 5点目のモニターつきインターフォンと、ひとり暮らしのサービスについてということでございます。防犯という観点から見ますと、先ほどの川上議員からの質問に町長から申し上げましたけれども、向こう三軒両隣といった地域での見守りが大変有効ではないかということでございます。それから、自分の身は自分で守るという意識を持っていただくことも必要なわけでございます。委員さんがおっしゃったように、現在の防犯の方法はいろいろございますので、行政としては情報提供もすることが必要だと考えてございます。先ほど町長からもありましたように、やはり、男の人の声だと、すぐに窓をあけてもらえないということも実際にはございました。こういうときはモニターつきのインターフォンなどが役に立つだろうと思います。 そんな中から、今後、この件につきましては、民生部だけではなくて、ほかの部署との連携も必要だと思いますので、検討させていただくということで、よろしくお願いいたします。 ○議長【田辺耕作君】 杉崎議員。 ○15番【杉崎俊雄君】 本来なら、私の質問は消防のほうでするべきだと思いますが、民生部長にお答えいただきまして、まことにありがとうございます。 ご苦労さまついでに、もう1件だけお尋ねいたしますが、予算移行の質問でございます。先ほどもいたしましたが、消防車や救急車の出動要請がなされ、運用面では消防とのかかわり合いが強いから消防でということなんですね。一般町民からも、指導があれば、同じパターンなんですね、これは高齢者であろうと、何であろうと。ということは、消防がかかわっていたら、全部、消防の予算になってしまうんですか。 ちょっと考えてみますと、現在、防災無線というのがあります。あれは予算措置と日ごろの維持管理は防災担当の地域推進課ですね。ところが、実際の運用については24時間体制の消防署でしているのが現状です。けれども、シルバー緊急通報システムは、対象者のかかわりが一番深いのは民生部です。でありながら、機器の維持管理の予算運用は消防署で行っています。ということは、ひとり暮らしの老人の把握を行っているのは、地域の民生委員であり、その所管は民生部です。ということは、消防とは何にも関係ないでしょう。予算を今のまま消防にしていくということは、民生委員さんも消防に移ってしまうんでしょうか。そんな話は聞いたことがないでしょう。だから、この事業を今まで以上に充実させるのには、民生部が予算とか維持管理をして、消防から移すのがいいかなと思うので、もう一度お答えをお願いいたします。 ○議長【田辺耕作君】 民生部長。 ○民生部長【中山善子君】 先ほど申し上げましたように、実際の運用部門というのは消防さんにほとんどやっていただいているということでございますけれども、対象者なんですが、緊急通報システムの対象については、今はひとり暮らしのお年寄りが中心で議論されているわけですけれども、その中には障害者も実際には入っていくわけです。そう言うとこちらの言いわけになるような感じですけれども、複数のそういうふうな課に股がるとか、そういう内容になっておりますので、これからは、対象者、ひとり暮らしではなく、障害者ではない、別の方が増える可能性もあるので、こちらとしては、こちらとはして、事業を一括して、把握できる消防部署にあったほうがよいと考えております。特に現行、こういうやり方でやらせていただいても特に大きな問題にはなっていないという認識がございます。 ただ、今回、見直しについてご提案いただきましたので、関係部署と連携をとりながら検討していきたいとは思っております。ただ、予算が消防費であっても、関係する各課は当然のように連携を取り合いながら、この緊急通報システムのよりよい運用が図られるようにしていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長【田辺耕作君】 杉崎議員。 ○15番【杉崎俊雄君】 それでは要望いたします。 ひとり暮らしの人は、先ほど申し上げましたが、健常者であっても、階段を踏み外したり、ちょっとした段差でつまずいて頭を打ったり、突然、脳の血管が切れたり、ひとり暮らしゆえの不安がいっぱいあると思います。私は、できれば、ひとり暮らしの方全員にこの機器を設置していただきたいと思いますが、仮に、その場合、町長が訪問された431人の方に設置した場合は2,300万円、県からお金が出たとして、75%で1,700万円、町負担が約600万円、この金額は多いですか、むだですか、いかがでしょうか。少なくとも、この制度の申し込み基準を緩和していただき、もっと借りやすくし、二宮町高齢者保健福祉計画のとおり、予算を増額し待機者をなくし、ひとり暮らしの方に大過なく安心して暮らしていただけるよう一層の充実、努力を要望いたします。 また、私も、もちろん、民生部がこの仕事だけやっているのではないということはよくわかります。また、民生部は少子高齢化等により注目される部署となってしまって、現在でも随分忙しいことは私も十分、理解しております。その上、また、今後ますます仕事量が増えていくことも明らかで、限られた職員でこなしていくことは大変なことと同情も覚えます。したがって、余計な予算を持ちたくないというお気持ちもよくよくわかるところでございます。 この際、時代の要請に合わせて、さらなる民生行政推進のため、町長、民生部の職員を増やしたらいかがでございましょうか、ということを要望して終わります。
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