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Voice-2004年11月分-
2004/11/27
 皆さん、いかがお過ごしでしょうか。朝晩の冷え込みがだんだんと厳しくなってきました。今週の祝日でありました「勤労感謝の日」、箱根方面は大変混雑したようで西湘バイパスや国道1号線などは大変混雑した時間があったようです。紅葉も見納めといった時期になったのでしょうか。

 さて今週もいろいろと注目されるニュースがありましたが、特に気になったのが政府税制調査会が小泉首相に提出した来年度税制改正に関する答申の内容です。その中でも、1999年から実施されてきた景気対策としての所得・住民税の定率減税を2006年1月から2段階で廃止するよう求めたというものです。

 これは「経済情勢が著しく好転している」との判断が根拠になっているようですが、例えば政府(内閣府)が行っている景気ウオッチャーでの10月度調査の景況感を示す現状判断指数は46.4ポイントとであり、これは前月比で0.9ポイント下回り、3ヶ月連続で低下しています。また11月の月例経済報告でも景気の現状については「このところ一部に弱い動きは見られるが、回復がつづいている」と1年5ヶ月ぶりに基調判断を下方修正しています。6月より景気が下降気味という経済評論家もいます。

 税制度のあり方について議論し、その内容を今の実情に合わせるように変更していくことには疑問はもちません。しかし、たしか1997年に消費税率の引き上げおよび特別減税の廃止、そして医療保険の自己負担率の引き上げが同時に実施された時、景気が上昇しはじめていた日本経済が急速に沈んだと記憶しています。

 先ほど述べたように、社会情勢に応じて公平性を持たせるために税制度の変更・見直しは必要なことと考えます。

 しかし私たちが今回の税制改革の重みに耐えることができるのか考えた時、不安を覚えます。

 石弘光税制調査会長サン、お伺いします。「あなたの年収は如何ほどですか?」

2004/11/21
 みなさん、こんにちは。いかがお過ごしでしょうか?

 二宮町のホームページをご覧になった方はすでにご存知でしょうが、二宮町のオリジナル年賀状のデータが掲載されています。早いものでももう来年の準備を行う季節になってきたか、と感じました。

 さて、今週といってもつい先日ですが奈良県でまた子供が犠牲になる悲しい事件が起きてしまいました。非常に悲しい出来事です。なぜこのような事件が続くのか、残念でなりません。

 警察庁の統計情報を確認すると、平成15年の略取誘拐事件の発生件数は284件とこの数字はここ10年ほど変わりがないということですが、被害者が13歳未満の幼児という事件が全体の46.8%を占めているということです。ただ、平成16年上半期の統計では136件の事件が発生しており、前年の同時期と比較すると44件も増加しているとのことです。

 子供たちが拉致される状況に巻き込まれるという恐怖は計り知ることができません。このような事件が起きると、必ず子供たちの安全が話題になり、防犯ベルや位置確認機械の導入、子供への注意喚起などが必ず促される。しかしこのよう社会をつくってしまったのは私たち大人ではないのかと感じます。

 子供たちが笑って遊べる環境をつくってあげることも大人の責任なのだと思います。

 今回の事件で被害に遭われたお子さんのご冥福を祈るとともに、絶対に許せない犯人の早急な検挙を望みます。

 さて、今週の火曜日に百条委員会が公開で開催されました。今までに4回、9名の関係者の説明を聞き、今回の委員会では2名の方に2回目ということで参考人という立場で話を聞きましたが、相変わらずの答弁で、最後のほうは「今考えれば仕事をしていなかった」等の開き直りと取られてもしかたのない発言もあり、まだまだ真相究明には時間がかかるとものと予想されます。しかし、ここではまだ明らかにできませんが、一昨日、新事実が出て来ました。今後はこの問題の追求に焦点が絞られると思います。又、当日傍聴された方は緑ヶ丘6名、二宮2名、中里2名、百合ヶ丘2名、山西1名、他報道機関4名計17名でした。広報の仕方にも課題があると思いますが、今後もこの委員会は公開の予定ですので是非傍聴にお出掛けください。

2004/11/16
 こんにちは。そろそろ山々の紅葉も里に降り始めてきたという感じで、晩秋に近づいている気配を感じています。

 さて、二宮でこのように平和に暮らしているとなかなか実感がわきませんが、今週イラクではアメリカおよびイラクの両部隊によるファルージャの制圧作戦が行われています。メディアを通して情報を得るだけですが、非常に激しい戦闘が行われていることがわかります。この戦闘行為が正しいのか正しくないのか判断できませんが、ファルージャの町には武装勢力だけでなく数万人の民間人が残っているということであり、電気・水道などのライフラインは停止し、医療機関なども破壊されているということです。

 武装勢力を鎮圧するという行為に対しては何も言わないが、関係ない一般市民が犠牲にすることは許されることではありません。もともとアメリカは今回のイラク戦争の目的として、フセイン政権を倒すこと、イラク国内のテロリストの拘束、テロ組織のネットワークの情報収集、大量破壊兵器の拡散に関する情報収集などをあげていたはずです。

 この目的を果たすために市民が犠牲になることが本当に許されるのか、疑問です。メディアでは、今回の戦闘行為により市民も巻き添えになり負傷しているというニュースを流しています。なにも関係ない市民の命まで奪ってしまうという行為に何か虚しさを覚えます。

 さて、話題はかわりますが、既にご存じの方もいらっしゃると思いますが、本日11月16日(火)午後1時より桜美園コンカバー問題調査特別委員会(百条委員会)が公開されます。これまで非公開にて実施してきましたが、今回は町民の方も傍聴することができます。関心のある方はぜひ傍聴されてはいかがでしょうか。

 今まで4回百条委員会が開催され当該職員に説明を求めてきましたが、中々一致する説明が得られません。埋めてしまったことは事実です(俗に言うバレテいる)のでどうしてもっと正直に話してもらえないのかその意図するところがわかりません。このことは委員の間でも当然話題になっていますが、「他にも隠していることがあるのかな?」と言い出す委員も表れるのは仕方ないことかなと感じます。

 今回の百条委員会は犯人捜しといった意図をもって行っているわけでもなく、誰かに責任を押しつけようとして行っているわけではありません。今後、同様なことが行われないようにするために調査し、改善すべき点を探していくというのが目的です。

 百条委員会の調査にもっと協力をして頂く事と同時に関係者の方々の良識に期待をしたいと思います。傍聴される方もぜひ意図を汲んでいただいたうえでご参加下さい。

2004/11/06
 みなさん、こんにちは。いかがお過ごしですか。先週は中越地震のことを書こうとしたのですが、高山村視察の話題に変更しましたので今週はその事を考えたいと思います。

先月の10月23日土曜日夕方に新潟県の中越地方を中心とした地域が震度6〜7の地震に襲われました。多くの犠牲者と避難する人々を生んでしまいました。毎日のニュースに映し出される避難された方々の様子には日々、疲労が重なっていく姿がうかがえます。

 これからこの地域はさらに厳しい気候がまっています。それらのことは避難生活をつづけていく人たちに一層体力的にも精神的にも負担をあたえていくだろうと容易に想像ができます。

 私たちが住む二宮町の近隣地域も地震発生の高さが指摘されています。つい先日、神奈川県は2003年度で終了した神奈川県内の活断層調査を元に新たな活断層マップを作成、配布する(概要をホームページに掲載)といいます。そのマップの元になる活断層調査では、1,000年間のうちに1〜10メートル上下する活動度の高い活断層として、三浦半島北断層郡、秦野、渋沢の各断層、神縄・国府津−松田断層帯をあげています。そのうち三浦半島北断層郡および二宮町にも近い神縄・国府津−松田断層帯が近い将来地震を引き起こす可能性が高いようです。又それだけではなく、東海大震災などでも二宮町は被害を受ける可能性が指摘されています。

 今回の新潟中越地震で被害をけられた方々のことはとても他人事とは思えません。個人ではできることに限界がありますが、可能な限り被災した方には助け合いの気持ちを届けたいと考えています。

 以前、阪神大震災のときに長期にわたってボランティアとして現地で活動していた知人がいます。その知人は、「今回の地震でボランティアに出かけようかと考えている」と言っていましたが、「ただ現時点ではニュースで見る限りの現地の情報では個人のボランティアレベルで活動できる時期ではない、個人という単位で出掛けても今の時点では逆に被災者やそこで活動しているグループに迷惑になる可能性がある」とも話していました。そこで彼は「可能な金額の募金をすることに決めた」と言っていました。その理由を聞くと、「正直いちばんいい善意とは物資よりもお金だと思っている。救援物資はその時間経過によって必需品にもなれば、ただのゴミになる。阪神大震災でまったく現地のニーズにあっていない救援物資が雨ざらしになっている姿を何度も見かけた。それよりも被災者にとってよりいいのはお金で、それであれば物資にもなるしサービスにもなる。お金で支援するのは心苦しいという人がいるけど、できることをそれぞれが行えばそれが一番」と語りました。

たしかに、人の善意は、形はそれぞれあると思います。それがどんな形であれ被災者のみなさんの明日への希望になってくれたらと考えます。

(二宮町議会でも義援金を送ることに決定しました。) 

2004/11/02
 みなさん、こんにちは。いかがお過ごしですか。先週までは毎週ごとに台風の襲来があったという感じですが、今週は秋らしい日が続きました。

 さて、先週の28日、29日と一泊二日で「議会だより編集委員会」の研修で長野県高山村を訪ねました。同村と二宮町は4年前より地域間交流をしており、二宮町へは小学生が地引網の体験学習で訪れ、高山村へは20組の親子が訪問し交流を図っており、又、同村の「信州たかやま議会だより」も昨年優秀賞を獲得したので研修の地としては最適とし今回の企画となりました。高山村は長野県の北東部で、長野市から20キロ東に位置し、総面積は98.5キロ平米で84.6%が山林・原野で占められている人口約8,000人の農山村です。気候は年間の平均気温が11.8℃で冬期間の積雪は村落で最深40cmとなり、東部は降雪量が多く特別豪雪地帯に指定されています。村内主要道路の降雪量が10センチ以上になると午前3時には除雪車を出し、通勤時の通行に支障のないようにしているとの事で、その年間経費は約2,000万円掛かっているそうです。

 「議会だより」の研修が本来の目的ですが、(勿論それはそれで参考になりました。)しかし、2日目に行った村内施設視察のほうが「収穫があり」と感じたのは私だけでないでしょう。村の土地が二宮町の10倍と広さの違いはありますが、チャオルの森と命名した福祉公園(約9,500坪)を中心に福祉関係設備が整備されているのは失礼ながら唖然としました。「チャオルとは:子供(チャイルド)からお年寄り(オールド)までという意味の造語(施設名は公募)」土地が広大なので建物(高山村保険福祉総合センター)は全て平屋造りのバリヤフリーで、村役場の健康福祉課も本庁舎でなくここに入っており、その横には社会福祉協議会の事務局、そしてヘルパーステーション、障害者等共同作業所、高齢者福祉センター、デイサービスセンターと実に合理的に配置されているのが羨ましく感じました。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       

その他、同じ敷地に特別養護老人ホームがあり、老人保健施設及びデイケア施設も建設中であった。しかしながらこの恵まれた環境も親方日の丸よりの援助金(地方交付税を22億円、平成11年度、因みに二宮町は8.6億円同年度)のお陰と推察されるが、既に公共下水道も100%整備され、隣の須坂市(下水道の整備は30%位)との合併にも70%以上の村民が住民投票でノーと答えておりその逞しさは敬服するところです。多分この村は三位一体の改革により補助金等が減っても素晴らしい村に発展していくとそんな心意気を職員の方々から感じました。

 「議会だより」の意見交換研修を終えて帰りの村役場駐車場での議長さんの言葉「我々は海とみかんが憧れなのです」がやけに印象的なのはどうしてだろう。高山村の皆様お世話になりました。  


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